ワンピース、ディラン

パートナーの家から朝帰り。

今日は彫刻のようなワンピースを着ていた。

きれいなワンピースだね、いいなあと言うと、

彼女はそれをzozousedで買ったことを教えてくれた。

私は少し彼女がうらやましい。

うらやましい、という言い方が適切かどうかはわからない。

自分を卑下しているわけではないから、憧れのような気持なのかもしれない。

私も化粧をしたいし、あの布をざっくり切ったような作りのワンピースを着てみたい。

ふと、こないだ仕事の帰りに、

大学生の女の子たちから服装についてあれこれ指摘されたのを思い出した。

その前の週に母のニット帽を貰って被ってきたら、

「おばあちゃんみたい」と茶化された。

私はとうに、かっこよくなることを諦めている。

クルーエル・オムやメンズファッジに出てくるような、かわいい男になるのだ。

私はもう30だ。だが構うものか。

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 家に帰って、畳の上にすこし横になった。

あまり寒くはないけれど、気分が重たくなるような曇り空だ。

畳から背中が冷えて、そのうちおなかの辺りが不安になったので、

布団を敷いて横になった。

私はスマホの画面ばかりを見ていた。

少し眠って、図書館で借りたCDをかけて、

CDをPCに焼く作業をした。

今回焼いたのは昭和のジャズ、GS、古い日本映画のサントラ。

どれも当たりだった。

白木秀雄、猪俣猛、ジョージ川口、森山猛男、富樫雅彦

今年はジャズドラマーの名前を何人か覚えた。

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夕方、ドアを開けると雨が降っていた。

駅ビルのカフェに行き、あれこれ構想をノートに書き留めた。

それから書店で『現代思想』のボブ・ディランの特集を立ち読みした。

どうして日本に彼のライミングは輸入されなかったのだろう?

日本の詩人たちは海外詩を輸入するとき、

押韻に対してどれほど意識的であったのだろう?

いまのフリースタイルブームは、日本の文学や日本語そのものに

どれほどの影響を与えるのだろう?

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 私はラッパーだ。

そう書くとむずがゆくなるけれど、ラッパーだと断言したい。

ディランについて、AKLOよりいい曲を書くんだ。

誰かが言った、断言することで未来は切り開かれるのだと。

ほんとうに、そうだろうか?

私にはまだ覚悟がない。

とりあえず、練習をしよう。

最近は引っ越しに興味が向かっていて、色んなことがおろそかになっていた。

もうすこし言葉を吐き出していこう。

思えばすこし前まで、私はブログをよく書いていたのだ。

あれをまたやってみよう。しばらく紙の日記とはおさらばだ。

そこから歌詞を作っていけばいいじゃないか。

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 そういうわけで、はてなブログに登録をしたのだ。

書いていくことで新しい人やものごとに出会えたら、うれしい。

 

 

現代思想 2010年5月臨時増刊号 総特集◎ボブ・ディラン

現代思想 2010年5月臨時増刊号 総特集◎ボブ・ディラン